着物の生地からポーチを作ってみよう、その2、です。
半円ラウンドタイプで、キルト綿入りで、
内ポケット付、底マチ付、ファスナータイプ、というリクエストです。
20㎝ファスナーの開きの大きさが良いとのことなので、型紙を作り、
赤い四角模様のウール着物から始めることにして、
ほどいて、アイロンで整えて、生地を裁断しました。
作り方はいろいろありますが、今回は、
バイアステープで縁を始末してから、最後にファスナーをつける、
という、パッチワークなどでよく使われる方法にしました。
裁断するのは、
表生地:着物、
キルト綿、
裏生地:生成りシーチング、
内ポケット用生地:着物、
バイアステープ:着物。
裏生地は、汚れがめだたない濃い色とか、考えたのですが、
皆さん(シニア?シルバー?)がおっしゃるには、
最近は模様があると中に入れたものが見えにくい、
黒とか紺とかも見えにくい、という話でした。
なので、あえてシンプルな無地です。
バイアステープは、着物の幅が狭いので2本に分けてとりました。
とにかく軽いほうが良い、ということなので、
ファスナーも金属ではなく、YKKの樹脂製のフラットニットにします。